今日は朝三時半に起き、社用車で空港へ向かった。 金曜の香港便は、 朝6時半の便を逃すと、次は夕方にしかないため、 どうしても、早朝に起きることになる。 おまけに空港内は、クリスマス休暇を終えて香港へ戻る フィリピン人のアマさん達でごった返していた。 チェックイン→イミグレ→荷物検査→搭乗、と、 いくつもの長蛇の列に並び、ようやく機内の席に座るや、 生も根も尽き果てた僕は、即行爆睡モードに入った。 もう、あまりに眠くて、神もクソもない。 上げ潮のように上がってくる睡魔に包まれる。 それでも機内の喧騒で、完全熟睡には至れない。 そんな半眠半醒状態の中、あるイメージが去来した。 サイダーの瓶の底から…