どんな多様性の話題も、まだどこかでちゃっかりわきまえているフェミニズムも蹴散らす最強で最高の物語。ものすごくおもしろいので本編の筋に触れないまま、今日は読書中の心の体感温度を振り返って感想を書きます。 後半にジョー・ディマジオの名前が出てきたところで、そうかこの物語はマリリン・モンローの時代と感じた瞬間、同時に、いまこうして生きている自分が来世にいる気がしました。そのくらい、この時代の世界にのめり込みました。この分厚い本の後半をわたしがたった3日で読めたなんて、まだ信じられないくらいです。最後の2日は、寝なきゃ寝なきゃと思いながら時間が過ぎていく、そんな熱狂的な読書時間。こういうのは、いつぶり…