『空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン』展。 20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとり、ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon, 1934-2005)の大回顧展「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」が東京ステーションギャラリーで開催されている。先日、訪問した。 フォロンは、イラストレーター、画家、詩人、彫刻家。旅が好きで、旅先での新しい体験、新しい出会いを大切な創作のエネルギーにしていた。 「世界人権宣言」の30か条の挿絵を描いた。それは500を超える言語に翻訳されている。日本では谷川俊太郎が翻訳した「人権パスポート」が発行されている。 …