1月に発行された雑誌『対抗言論 vol.3』に批評家の杉田俊介氏が「トランスジェンダー/フェミニズム/メンズリブ 笙野頼子『発禁小説集』に寄せて」という批評文を載せている。 対抗言論 反ヘイトのための交差路 3号: 差別と暴力の批評 法政大学出版局 Amazon 笙野頼子発禁小説集 作者:笙野頼子 鳥影社 Amazon 杉田氏が笙野頼子氏に批判的な立場であることは分かっていたが、購入して読んでいることにした。 わざわざお金を出して好きな作家が批判されるのを見るのは基本やらないこと(『文藝』は図書館で借りた)だが、私は以前雨宮処凜氏が杉田氏と対談しているのを読んで、惹かれるものがあったのを思い出…