30年近くも年賀状だけで付き合ってきた人から、 年賀状ではなく、寒中見舞いをもらった。 「昨年、妻が永眠しました」とあった。少しうろたえて、 それから、妻に先立たれるのも悪くないと思った、という話。(写真:フォトAC) 【10日に届いた寒中見舞い】 まだ出した年賀状が戻り切らない1月10日、早くも最初の寒中見舞いをいただきました。これまで30年近くの間、年賀状だけでおつき合いをして来たNさんという方からです。 その昔、私が大病をした際*1に知り合った人で、10歳ほど年上。やはり死に至る病で、医師からは半年以内に車椅子の生活に入り、余命は2~3年と言われていました。それなのに以来28年。 毎年、…