ジョン・キム著の『媚びない人生』(PHP文庫)を読んでいる。まだ読み途中なのだが、「自分だけの山を見つける」というページから色々なことを考えた。 「過去にみんなで競う高い山登りに成功体験」があるエリートは、ある意味不幸だと著者は言う。社会に出たら「人生における山をいかに自分で見つけられるか、というところから勝負は始まると私は考えている。」「誰も登ったことのない山を見つけ、登ることこそが今は求められているし、挑戦しがいのある山なのだ。」 ほんとにそうだと思う。しかし今の日本の現状は逆で、東大出の人や東大生がエリートとしてもてはやされる気がする。自分の学歴や職業ならまだしも夫や子供のそれでマウンテ…