最近、三歳の息子しんには宝物を集める癖がある。 歯医者さんの診察室に、ひとりで入れたときにもらったバズ・ライトイヤーの消しゴムやら、 神社で買ったお守りの石やら、 部屋に落ちていた何かの部品のプラスチックの輪っかやら (↑いったい何なんだろう?いまだに謎...) それらをガチャガチャの空カプセルに入れて、大事にしている。 それで、これが一個でも無くなろうもんなら、ほとんど探さないうちから、まるでこの世の終わりのように、 「しんちゃんの〇〇どこにいったのっっ!?」 と言って、 「落ち着いて、どこに置いたのか思い出してごらん?」 という母の声が耳に入らないくらい、取り乱して泣き始める。 が、だいた…