今回のSBCast.は、東京を拠点に市民による調査研究や講座を展開されている「市民科学研究室」の代表理事、上田昌文さんにお話を伺いました。 大学で生物学を専攻していた上田さんが、なぜ市民活動の道を選び、20年以上にわたって「市民科学」を追求し続けているのか。その根底にある思いや、現代社会における技術との向き合い方について、じっくりとお聞きしました。 チェルノブイリから始まった「外へ出る」という選択 上田さんが活動を始めるきっかけとなったのは、学生時代に遭遇したチェルノブイリ原発事故だったそうです。生物学者を目指していた上田さんは、巨大な影響を及ぼすこの事故を目の当たりにし、「大学の中にいるだけ…