「私には発言力と金がある。他の人にはできないことができる(カルロス・ゴーン)」 連想したのは、荻生田大臣の「身の丈」発言。民間試験導入を巡るゴタゴタについて。 試験対策も受験回数も思いのままな金持ちゴーン型受験生はいるだろう。対策をしてして、良い点を獲得できるまで回数を重ねられれば、有利である。レバノン脱出劇ほどウルトラではないが、他にはできない特権的な層が少なからず出てくる。 民間企業のトップや民間人が、特権的にふるまうのは「あり」ではある。その態度が気に入らなければ市場が結果を出すこともできる。 しかし、大学入学者が特権的層に占められることは、我々国民にとって有益か? しかも国費、公費を使…