SF界の巨匠ロバート.A・ハインラインが1 960年代に発表した小説「宇宙の戦士(原題:スターシップトゥルーパーズ)」は、兵役に志願し、無事に退役出来た人間のみに選挙/被選挙権が与えられる選挙制度など右翼的民主主義とでもいうべき内容であり、発表後に激しい物議を巻き起こすことになった。しかも、恐ろしいことにこの小説は、実は10代の少年向きに書かれたものなのである。 後に、あの冨野由悠季監督の『機動戦士ガンダム」にも多大な影響を与え、さらにその後は『スターシップトゥルーパーズ』シリーズとして映画化されている。 ところで、この作品の中に『歴史と道徳哲学』という言葉が出てくるが、ネットで検索したところ…