(宇田川榕庵、1798年3月9日(寛政10年1月22日) - 1846年6月22日(弘化3年5月29日)) 江戸時代後期の日本の蘭学者。日本ではじめての近代化学を紹介する書となる『舎密開宗』を出版。日本語のまだ存在しなかった学術用語に新しい造語を作って翻訳した。元素用語として、元素、酸素、水素、窒素、炭素、白金など。化学用語として、飽和、溶解、還元、酸化、結晶、消極と積極(陰極と陽極)、分析など。生物学用語として、細胞、属など。これらは宇田川榕菴の造語である。