安城市の歴史博物館では、安部朱美さんの『昭和の家族』という特別展が開かれている。今日、予定が空いたので急遽走った。 彼女が体験してきた昭和のことを人形で忠実に再現している。まず感じたことは描かれた人々の温かい心と人形の明るい表情。 自分は、数年前に豊橋の小学校の55年目の同窓会に参加した。鼻垂れ小僧時代の連中と再会し、歳はとっても当時の笑顔が頭に浮かぶ。彼らとはいっぱい遊んだ。『馬とび』、自分たちは『どす馬』と呼んでいた気がする。半世紀以上ぶりに子供の世界にタイムワープした。その昭和30年代の鼻垂れ小僧やそれを取り巻く大人たちの笑顔が再現されている。自分たちもそんな笑顔をしていたはず。 安部さ…