《いつか、そういつか。 明確な想像ができなくても、避けられない将来。 春休みなんてない世界。 もしかすると、隣に誰もいない未来。 わたしにも、望まなくとも満開の桜を見上げながら春の道を行く日がやってくる。 それまでは目の前に咲く桜に満足するのも、悪くない。 悪くないと、確信するのだ。 四月末、もう桜はどこにも咲いていない。 だからわたしは安達に『桜』を求める》1期(←勝手に2期前提)をどこで〆るのか、気になっておりましたが、端折らず挟まず入れ替えず、順当に原作4巻までを消化して幕となりました。大きなドラマはありませんでしたが、ここまでをまとめるなら、「人にもモノにも執着せず、来るもの拒まず去る…