完全房室ブロック これが私の病名。 脈が打つ電気信号なるものを伝える場所に異常があるということだ。病名が分かったのは、中学生の時。 具体的に、どこがどうなって、房室ブロックなのかは、ペースメーカーを入れた、高校を卒業した時に知ったくらいだった。 当時の先生の説明によると、こうらしい。 脈を打っているところは、とても正常に動いているのだけれど、途中の伝える神経が切れていて脈を伝えられない。そこで、身体は生きようと、小さな脈を打ち出すところができていて(いつできたんだろう・・・。たぶん母の胎内にいるときだろう)、その脈が弱々しいので、不整脈となり、命を維持できないのだと。 ある先生はこうも言った。…