米国テスラが10月20日に発表した2021年7~9月期の決算は、売上高、利益ともに過去最高となりました。 世界各国の環境規制を追い風に、売上高は、137億5,700万ドル(約1兆5,700万円)、と前年同期比、57%増となりました。 他の自動車メーカーへの温暖化ガス排出枠の売却収入は、2億7,900万ドルに落ち込みましたが、純利益は、16億1,800万ドルと4.9倍になりました。 4~6月期に11.0%だった営業利益率は、7~9月期に14.6%に高まりました。 EV車は、ガソリン車に比べ1台あたり、3~5倍の半導体を使うとされ、株式市場は、半導体不足がテスラにも影響すると見込んでいました。 同…