女真族が建てた金朝の初期の都城。金朝五京の一つ上京会寧府。現在も金上京城址が残る。中国黒龍江省ハルビン市阿城地区の南郊外2キロに位置し、東は阿什河の左岸に面する。俗に「白城」と呼ばれた。 按出虎水完顔部の根拠地 金朝の陪都 金上京城址 南城南壁西門址 元明時代以降の上京 参考文献 按出虎水完顔部の根拠地 1115年(永久三年)、生女真の按出虎水完顔部族長である完顔阿骨打が皇帝に即位し、遼朝(契丹)から独立して大金国(金朝)を建国。会寧は金朝の最初の都となり、後に上京会寧府と呼ばれた。上京会寧府周辺は按出虎水完顔部の根拠地であり、金代は「内地」あるいは「金源」と呼ばれていた。『金史』巻24地理志…