宗教の毒というのは、排他性であると思います。 裏返せば、この宗教が絶対で、この宗教を信じなければ救われない、滅びるといったものです。 宗教というのも、ひとつのナラティブ(物語)です。 そうして、ナラティブというものは人を楽にしてくれる、幸せにしてくれるものです。 だから、宗教に入る人は全て、これを信じたら自分は楽になる、幸せになると思って入るのでしょう。宗教というのは、その思いに応えてくれるものがあることは否定できません 私も若い時に信じ、洗礼を受けた時には、世界が違って見えて、心がホッと楽になり、幸せな気持ちになったことを、今でもまざまざと覚えています。 そうして、信じ続ければ、そういう幸せ…