(1)伊藤雅之ゼミ 現代の欧米社会や日本をおもな対象地域として、そこで起こっているさまざまな宗教文化現象のなかから自らの関心のあるテーマを選び、2年間かけて卒業論文に仕上げていくことをめざします。私の専門は宗教と社会制度(政治、経済、教育など)との関係を探究する宗教社会学、人々の非日常的な心理や感情にアプローチする宗教心理学です。なかでも、大自然や宇宙、本当の自己とのつながりを求めるスピリチュアリティ文化(たとえば、ヨガ、マインドフルネス)、ポジティブ心理学と呼ばれる人々の幸福度の向上をめざす領域について研究しています。最近ではコロナ禍での陰謀論の発展や臨死体験の科学的解明などにも注目していま…