ガバメントクラウドの基準を公表してからまだ1年で、成果はないのかもしれない。しかしそれなら途中経過(*1)くらい公表してもいいように思う。約1,700の自治体があり、それらの業務を数え出したら数万になるかもしれないのだから、少しでも早く検討体制に入ってもらうような情報開示は重要だ。 そのようなものはないかと調べていくと、2年前にデジタル庁の地域情報基盤チームが公表した実証事業の採択資料が出てきた。 ガバメントクラウド 先行事業の採択結果について (市町村の基幹業務システム) (cio.go.jp) 現状自前のシステムで運用している業務を、クラウド環境(*2)の上に移行する実証事業を公募したとこ…