宮台真司・東浩紀の対談本『父として考える』がKindleセールで290円ほどで買えたので購入。対談形式だし薄いので一晩で読める。 この本の根底を貫くテーマはこんな感じ: ひとはやっぱり多様な他者(隣人)と交流した方がいいよ 2009年の対談でありながら、あまり古さは感じさせない。地域社会の空洞化、格差社会など日本社会の根本問題が子を持つことを通じて得た2人の視点により語られている。 唯一時代を感じさせる部分は、この頃はまだ東さんがTwitterに希望を持っていたところかなあ。東さんはGoogleなどの検索エンジンは「見たいものしか見ない」島宇宙化を促進させるけど、Twitterはフォローしてい…