宮城県最南端に位置する丸森町で、「丸森オープンアトリエ2023」というイベントが開催されます。丸森町には画家の宮城輝夫先生が亡くなった後、多数の作品と蔵書が寄贈されました。また、彫刻家の故・佐藤忠良氏の父親の生家があり、幼少期の一時期、忠良氏も丸森に住んでいらっしゃったそうです。 こういった縁もあり、今回のイベントの副題は、「宮城輝夫と佐藤忠良―空き校舎と地域資源を活かす― 小さな探求文化祭」となっています。 この二人の芸術家の功績を皆であらためて確認しつつ、さまざまな丸森の地域資源の活用方法を考える場をつくろう、ということで、東北工業大学生活デザイン学科・生業景デザイン研究所を中心に企画され…