1902〜1982 漫画家、民俗学者、江戸文化研究家。
東京都生まれ。1922年(大正11)に東京毎夕新聞社に入社、同紙で『漫画太郎』、『団子串助漫遊記』などの漫画を連載し人気を博す。以後も日本初の子供漫画専門作家として、数多くの単行本を刊行した。 また、江戸時代の文化の研究や、祭礼を中心とした民俗の探訪も行い、関連の著書も多数。
昭和26年11月に日本出版協会が主催した読書週間記念の「内外諸名家秘蔵珍稀本展」については、「『読書週間記念内外諸名家秘蔵珍稀本展出陳目録』 - 神保町系オタオタ日記」で紹介したところである。あらためて、出品者名を挙げると、 木村毅 小倉重勝 内藤政勝(青園荘) 植田秀 吉田小五郎 川田久長 浜田徳太郎 田近憲三 斎藤昌三 庄司浅水 石井宗吉 沢田伊四郎 松山俊太郎 反町茂雄 浜田義一郎 山宮允 本間久雄 野田宇太郎 八木敏夫 宮尾しげを 石井満 ダン・ブラウン*1 日夏耿之介 西村郁郎 ポール・C・ブラム 内田清之助 関野準一郎 日髙只一 久松潜一 五島慶太 渋井清 江島伊兵衛 野村胡堂 酒…
「真鍋博2020」記念 筒井康隆氏スペシャルトーク 2020.10.31 14:00~15:00 松山市民会館中ホール 午前中、愛媛美術館で展覧会「真鍋博 2020」を見たのち、隣接の松山市民会館での筒井さんのスペシャルトークに行ってきました。メモをもとにざっとレポートします。 開場1時間ほど前から会場前には行列。体温チェック後入場、一人空け座席の会場はすぐ満杯に。 14時、愛媛美術館学芸員の五味さんより、真鍋博さん没後20年の命日となる本日に筒井康隆さんに講演していただけることにと挨拶があり、その後筒井さんが拍手に迎えられ登壇されました。 筒井さんは「真鍋さんとは作家と画家という関係で、個人…
読書が「怠け者のやること」な時代から、それなりに市民権を得るまでの苦闘。これはよい読書史料。矢口先生のお母さん(小卒)の読書好きが泣ける。田舎では読書は怠け者のすることとされていて、ましてやお嫁に行った先で昼間読書などできず、夜、おふとんの中に入ってから読書ができる。 / “戦後の田舎で本を読む、ということ〜矢口高雄「ボクの手…” https://t.co/d3HAzDDnZo— 書物蔵→『本のリストの本』2刷が出来ました(∩´∀`)∩ (@shomotsubugyo) 2020年10月24日 さっきの、涙なしに読めない矢口母の読書体験だけど。本が伸縮自在な概念だと言ったけど、ここでは「読むも…
参考までに、レジ袋・エコバッグ以外の買い物姿をご紹介します。(昭和3年 宮尾しげを「現代漫画大観」) 「この辺に 居るのか巡査 葱をさげ」。私の父は料理をマメにするタチで買い出しにもよく行きましたが、レジ袋からネギがはみ出すのだけは嫌がっていました。普段は洒落っ気ゼロのくせに…!しかし、このようにネギのみを束ねてしまえば、逆にかっこいい。この巡査、シンプルで美味しい鍋を食べてそう。 「ベッタラを 不気味に下げて 家へつき」。ベッタラって、けっこうな重量になりそうですが、まあ男性だし平気でしょう。 「売残らしい 小鯛を まだまけず」魚屋が勝手口まで来るから、皿だけ持って買うスタイル。食品トレイも…
久しぶりに週刊誌を買った。『週刊現代』2020年5月2・9日号(講談社)である。 お目当ては、「天知茂 眉間にしわを寄せて、生きてきた男」と題した特集記事。自宅のリビングで寛いでいたり、家族でチーズフォンデュを食べていたり、オフショットがいろいろ載っている。 天知の魅力を堪能したところで、ほかのページをめくってみる。石井ふく子の連載がある。ぼくの大好きな、伊志井寛(いしい・かん/1901~1972)のことが書かれている。 ふく子は、伊志井の娘である。血はつながっていない。芸者だった母は、ふく子が5歳のとき、伊志井と再婚した。育ての父、である。いろいろと複雑な事情があって、あとになるまで、実の父…
今月は新型コロナウィルス対策のため図書館が休館となりました。 いつもは1週間から2週間の1回図書館に行っていましたが、それができなかったため、この機会に気になっていた本を購入。 メルカリでは、かがくのともやこどものとものセットなどもお得に購入できました。 宮本武蔵 (新・講談社の絵本) 作者:石井 滴水 発売日: 2002/12/10 メディア: 単行本 一休さん (新・講談社の絵本) 作者:宮尾 しげを 発売日: 2002/05/20 メディア: 単行本 牛若丸 (新・講談社の絵本) 作者:近藤 紫雲 発売日: 2002/03/20 メディア: 単行本 新・講談社の絵本シリーズ。 宮本武蔵と…