インド発祥の水運の神。天竺霊鷲山の鬼神で、薬師如来十二神将の筆頭である。金毘羅、金比羅、禁毘羅とも書く。梵語ではクンビーラ(Kumbhīra)。十二神将としては宮比羅大将、金毘羅童子ともいう。ヒンドゥー教のガンジス川の神であるクンビーラ(マカラ)が仏教に取り入れられ宮比羅(宮比羅大将)となった。