母方は、花巻銀行から花巻温泉、岩手軽便鉄道の設立に参画 www.youtube.com 宮沢賢治(1)の続き:一方、母方の宮澤で(鍛冶町宮澤家)の祖の宮澤孝作(1831年没)は優れた棟梁で、手がけた神社仏閣は現在もあちこちに残されています(花巻文化財指定の鳥谷ケ崎神社円城寺門など)。 この宮澤家に婿養子として入った弥兵衛は、文房具や塗物を扱う雑貨商「宮澤屋」を開業、その誠実な人柄で商いは軌道に乗り、田畑ももつようになります。 その孫の宮澤善治が町の人々から「宮善」(宮澤屋を指すが)と呼ばれる大人物となります。善治は、賢治と同様、虚弱体質でしたが胆力・気力があり、時代の動きに敏感で、タバコや塩(…