宮西真冬 「誰かが見ている」あらすじを読んで気になったので読んでみました。 主人公の女性は思い通りにならない我が子が自分の子供ではないと感じており向き合うことが出来ずにいた。保育園からも子の問題行動が原因で疎まれており、周囲から見下されているのが屈辱だったことから嘘の育児ブログを投稿して周囲からの称賛を集めているという状況であった。あるとき保育園から自分の子がいなくなったと知らされるが、連れ去った人物には心当たりがありこのまま子が見つからなくても問題ないのでは?という考えがよぎる。子を連れ去ったのは何者なのか?彼女がこんなにも子と向き合えなくなったのはなぜか?を過去の回想を辿って描いているとい…