初夏になると、各地で「山開き」が行われます。 「山開き」の起源 「山開き」の時期 期間外の登山は要注意 「山開き」の起源 日本では古来「山岳信仰」といって、 山岳を神聖視し、神霊の宿る地として 崇めてきました。 山岳は入峰修行(にゅうぶしゅぎょう)をする 山伏や修験者のみの世界で、 一般の人は立ち入ることの出来ない 聖なる所とされ、無理に入れば、 天狗(てんぐ)に襲われると言われていました。 それが江戸中期以降、 各地に山岳信仰の「講」が結成されて 山頂に祀られている神を拝むための 「講中登山」が行われるようになり、 そのために、夏季一定の期間のみ 禁を解いて一般の人間に開放しました。 これが…