(旧富田嘉市邸。建物は荒廃が進んでいます。なんとか保存のみちを探ってほしいものです) ★旧富田嘉市邸(室蘭市) 旧栗林本邸(惠山苑)に向かう通称「栗林の坂」の途中にある豪邸です。ほとんど調査もされていないようですが、室蘭市に残る豪壮な建築物のひとつであることは間違いありません。こちらの建物の所有者は、かつて室蘭公証市場の社長で、室蘭ロータリークラブの重鎮でもあった富田嘉市さん。建物はその父親、海産物商であった富田朔市によって建てられました。いまは富田嘉市さんは亡くなられ、建物は荒廃が進んでいます。 建物は、130坪もある広大な敷地に建っています。建物は、正面に見える玄関棟と、奥に繋がる住宅棟の…