昨日の記事の中で、「長いこと脳が緊急事態を継続していると、それが平常モードだと脳が勘違いを起こす」と書いた。私は治療は受けていないので、単なる私見。実は脳の勘違いという言葉は、夫の通院先で聞いた。今日はその話。 日本中が忘れられない3.11の後のこと。夫は元々地震が嫌いでさらに神経質になった。すぐ逃げられるよう携帯電話などをポシェットに入れて首にかけ、靴を足元に置いて休むようになる。私は夫のポシェットを「幼稚園バック」とからかい、もう少し気を楽にしてもらえないかと悩んでいた。 それが長引くと、夫の体に不調が出始めた。指先がしびれる症状が最初だったかな。あとは次から次へと不具合が出て、とても書き…