きのうは、屠畜に縁のある日だった。しかも屠畜に関して非常に違ったイメージを学んだ。 午後、新宿オリンパスギャラリーで、寺本 雅彦 写真展「命は循環し、魂は巡礼する~ 血となり祈となる」(12月16日〜27日)を観る。 バングラデシュで撮影した、ムスリムにとって最大の祝祭「イード」(牛や羊を神様に捧げる祝祭)のための屠畜がメインテーマ。 寺本雅彦さん 町の表通りで、路地で、あけっぴろげの空間で屠畜が行われる。屠畜を見る子どもたちが印象的だ。こうやって目の前で屠畜を見ながら育つ子たちは、ハンバーグや唐揚げの形でしか動物の肉を見ない日本の子たちとどう違ってくるのか。 路地での屠畜でもイスラムの経文を…