熱交換器はシェルアンドチューブ、プレート式などさまざまな種類があり、内部構造も複雑でとっつきにくく、設計において何から始めればいいのかボヤっとします。 でも構造が複雑といっても、基本的には何か2種類の流体を流して、流体と流体との温度差を使って高温流体から低温流体へ熱量を移動させるってだけのことです。流体間が混ざらないようにもちろん隔壁で仕切られておりますから、「高温流体✖隔壁✖低温流体」の熱移動が行われているということ。熱移動の三原則(熱伝達、熱伝導、熱放射)の中の2つ、熱伝達と熱伝導を使って単純なモデルに集約されます。 そういうイメージを持っていれば、どんな熱交換器も使う上での勘所はおさえら…