対馬の弥生時代の代表的な遺跡は「塔の首遺跡」。 対馬の北端の港、比田勝港の北東、古里(フルサト)地区にある弥生時代の古墳です。 箱式石棺で、ガラス玉、銅の腕輪、青銅器や鉄の斧や鏡。朝鮮半島系の土器や九州系の銅矛など数々の出土品が確認されています。 こちらの遺跡は昭和46年に比田勝小学校のキムヒロカズ君によって発見された。 彼は北朝鮮からの在日の少年だったようで、たまたまこちらで遺跡の一部を発見して、先生に報告。国の史跡に認定されました。 その後、キム君は北朝鮮に帰国し、同級生とも連絡が取れないということです。 「塔の首遺跡」では箱式石棺の中に、銅矛が出土されているため、こちらの古里地区にかなり…