この本は、専業主婦として17年間の子育てを終えた著者が、給食のおばちゃんから外資系一流ホテルの幹部になるまでの道のりと、専業主婦が就職するためにやっておくべきことを紹介するエッセイです。 著者は、専業主婦を一つのキャリアとして捉え、家庭をビジネスとして経営し、自分の能力を磨いてきました。しかし、社会に出て就職活動を始めると、専業主婦の経験やスキルが全く評価されない現実に直面します。 著者は、見栄やプライドを捨てて、どんな仕事でも真摯に取り組み、自分の価値を証明していきます。その結果、電話受付のパートからANAインターコンチネンタルホテル東京に入り、3年で営業開発担当副支配人に昇進し、現在はシャ…