酒匂堰(さかわぜき)をたどって歩いてきました。 予備知識仕入れずに訪れたので後から少し調べたことをここに書きます。ちょっと長めのうだうだですが 酒匂堰は、「堰」とありますが農業用水路です。「堰」は一般に川からの取水や水深、流量を制御するなどで流れをせき止めるための構造物を指しますが、ここでは水路の名称として使われてます。周辺の水路もいくつか「用水」の代わりに「堰」が使用されているので一種方言のようなものかと想像します。神奈川県西部を流れる酒匂川から足柄平野酒匂川左岸側の農地へ水をひくために開かれました。最初の事業は慶長年間(1596~1615)に行われ、当初の取水口は現在の神奈川県大井町金手の…