清水園を観おわったので、道をはさんで反対側の「足軽長屋」も観てきました。 城下町は、藩の家臣が集住する「侍町」と町人が住む「町人地」、寺社の集まる 「寺町」等から構成されていました。足軽は侍町の一番外側で長屋などに居住して いました。この足軽長屋は、旧新発田藩において、幕末までに4棟あった清水谷長屋 のうちの1棟で、城下町絵図には「北長屋三軒割八住居」と記されています。 左右は違いますが、同じような間取りの家が8つ繋がっています。 中を見ることが出来たので、入ってみました。 一戸の主屋は間口と奥行が3間の9坪で、裏には2坪の炊事場と1坪の土間が下屋造り でついています。主屋の間取りは「半坪の入…