小川糸著『椿ノ恋文』は、手紙を代書するお話です。 頼まれた方が書かれたようにされるのですが、お手紙の内容も文字も素敵で、そんなお手紙をいただきたいですし、依頼してみたいと思いました。 シリーズ三冊目で、どのお話も素敵ですが、一冊目の『ツバキ文具店』が一番よかったです。 手紙って、うまく言葉にできないことも伝えられますし、何気なく言ってしまった一言で傷つけてしまうこともあって、考えさせられました。 手紙をあまり書かなくなってしまいましたが、友達とは時々、手紙のやり取りをしております。 読めても書けない漢字がありますので、調べて書くことになり、頭にもよいと思います。 ただ、老眼のため長文は無理なの…