小方英理子展 「Crossed fingers」。2016,5.21~6.3。Hasu no hana。 人物がウールのセーターを着ている。それも、遭難してもわかるように漁師に着せたと言われる固有の編み方をしていると言われていて、それが、すべて陶器で作られている。 焼き物は、いろいろと可能性があると、こうした作品を見ると、思わせてくれる。 「小方英理子は『記憶をとどめる方法』、『素材と生き物の境界線』をテーマに、黒粘土や陶器による作品や、人物をモチーフにした立体作品を制作している作家です。 (中略) おとぎの国のような実在する話しや、自身の記憶や経験から紡ぎ出されるイメージ1つ1つをまるで糸の…