久々に落語を聞きに行った。5月に国立演芸場で開催される恒例の立川流落語会。今回は、こはる改メ立川小春志(こしゅんじ)さんの真打昇進披露口上もある。落語協会あたりの真打昇進披露口上を見たことはあるが、たぶん立川流は初めて。 今回、立川流では初の女性の真打ちとなるのは、談春師匠の一番弟子のこはる改メ小春志さん。特に彼女を〝推し〟ているわけではないのでないのだが、最後に見た高座に二つ目時代の彼女がいた。何年前だろう。コロナ前だよね。久しぶりに生で落語も聞きたいし、何かの縁だと思って足を運んだ。 国立演芸場前には、小春志師匠の幟が 立川流創設からも40周年だという。そもそも家元となった立川談志さんが落…