太平洋戦争当時、山口県下関市東部の松屋地区には関門の守りを担っていた陸軍の小月(おづき)飛行場がありました。 (小月飛行場)小月飛行場は王喜村(おうきそん)松屋の海岸を埋め立てて建設されたもので1940年(昭和15年)3月に完成しました。当初は民間の「下関飛行場」として建設されましたが、竣工後、陸軍に移管されました。 1944年(昭和19年)7月には、第19飛行団を改編して編成された第十二飛行師団司令部編成され、司令部が小月に置かれました。 ここで、二式複戦・屠龍が八幡製鉄所、陸軍造兵廠(小倉)など関門・九州北部地区ヺ中心に防空にあたっていました。終戦までに69名の戦死者を出したそうです。 <…