読みさしのままにしているマンガを読もう、ということで冬目景「空電の姫君」3巻と「羊のうた」7巻を読み終えた。いずれも完結巻で、「羊のうた」は幾度目かの再読。 「空電の姫君」3巻は「空電ノイズの姫君」から数えて6巻目、それだけの話を重ねていたっけ…というくらいに夜祈子がアルタゴに加入してからの印象が強くて、そして磨音と夜祈子ふたり自ずと悟っていたかのような別離、ラストカットの夜祈子の柔らかい表情を見ると、バンドと個人、それぞれの自律性がくっきりと見えて、この形もまた良かったんだろうなと思った。バンドが形成される、磨音が音楽を仕事とする前の話をまたさらっておきたいので、近々に読み返す。 「羊のうた…