ミステリ作家。1965年、大阪生まれ。89年、東京大学文学部哲学科を卒業。82年に、『ローウェル城の密室』が史上最年少の16歳で第28回江戸川乱歩賞の最終候補となる。 作中には、哲学や歴史の薀蓄が多いのでも有名。
『探偵小説の論理学』で第8回「本格ミステリ大賞」評論・研究部門受賞。 受賞作はラッセルの論理学などを下敷きに、クイーン、笠井潔を論じたのち、西尾維新や『ひぐらしのなく頃に』といった近年の流行をも射程に収めた意欲作。