ゴールデンウィーク、夏のウズベキスタン行きのことで頭がいっぱいだったのだが、ぽっかり空いた時間に、ブックオフへ本を物色~。 久しぶりに大好きな小池真理子さんを読んでみようと思い、程よい厚みのまだ読んだことのない『沈黙のひと』を手にとった。 タイトルから本の内容を想像する。 たとえば裁判などで事情があって話すことができない、いわゆる黙秘する人の話なのかな・・ぐらいに思っていた。 ところがふたを開けてみたら・・・ パーキンソン病で手足も動かせない話すこともできなくなり老人ホームで静かに息をひきとった父の一生、 そして認知症になってしまった母の人生・・・ ひとの人生、一生ってなんだろうということを、…