タイトルの通り、倒壊していた楼門の復興が成った記念の展示会。阿蘇神社の様々な文物がどう受け継がれてきたかというのがテーマ。 文書類、刀剣、楼門修理関係のパネルなどなど。 基本的に写真撮影不可の展示だったけど、撮影可な楼門模型と蛍丸レプリカはバシバシ撮ってきた。 肥後の有力国衆であった阿蘇氏。しかし、いったん滅びたあと、江戸時代には阿蘇社の神官としての性格に限定されてしまう。そこで、近世に入ると権威高揚のために、由緒の整理が始まる。所持していた文書が写され、中世に行われていた巻き狩り「下野狩」の故実が調査される。それらが、失われた元のものを補っている。 あとは、細川綱利の阿蘇社への興味が印象深い…