こんばんは! 今日は小糸焼きについて書きます。2019年の7月に岐阜県飛騨高山を旅しました。その時の話になります。岐阜の焼き物というと美濃市や土岐市周辺で作られる美濃焼が有名ですね。でも、飛騨地方には小糸焼、渋草焼きというあまりメジャーではないけれど味わい深い焼き物があります。 小糸焼きの特徴は器の表面に現れるランダムな濃淡とざらつきのある見た目だと思います。この重ためな見た目を作り出すのが伝統的な伊羅保釉です。そして、最近は伊羅保ブルーというコバルトブルーの釉ができ、この釉を用いて作られた小糸焼きが人気のようです。 私も小鉢を購入して愛用していましたが、一昨日茶色の方をバリーンと割ってしまい…