雪の重みで折れた近所のミモザの木、裂かれた枝が無惨だったが、今朝は片付けられていた。樹影は3分の2ほどに。 ひとり散歩。Mさん、昨日から不調。風邪のようだ。 出かける予定を変更。先日、本を整理中の友人K氏からもらった『老いの道づれ』(沢村貞子 1995年 岩波書店)を読む。30年前の本だが面白かった。明治生まれの男女の再婚、”赤い女優”と呼ばれた沢村の戦後の映画界での独特の位置。つい読み耽った。つれあいの大橋恭彦の話も面白かった。 映画批評からテレビ批評に転じた大橋の、雑誌『映画芸術』や通信社をめぐる奮闘、暗闘も興味深かったが、それ以上に沢村が大橋が書いた山田太一の『ふぞろいの林檎たち』や『男…