ただ朽ち行く姿に 農家の納屋の隅でそれを見かけることがあります。 もはや使われることもなく、 ただ寂しげに鎮座するそのお姿には哀愁すら感じます。 これを預かることは今まででも数回しかなく、 今回が最後かもしれません。 土壁と同化しそうなくらい錆びにまみれ、 パッと見何の変哲もないこのハサミ。 さて、何が特別かというと、 とにかく大きい! ・・・・・・・・・・・ なに? よく解らないですかね。 では普通の剪定ばさみと並べてみましょう。 ちなみにこの剪定ばさみも大きい方です。 剪定ばさみですら小さく見えるこの大ばさみ、 一体何のために作られたのでしょうか? ちょっと別のお話 最近ではあまり見かけな…