山本彌 『流響―リュウキョウ』。2017.3.18~26。Hasu no hana。 布を使って、キノコがある。 乾いているはずなのに、湿り気があるように見えるから、すごいのだろうと思う。 『テキスタイルとは何かを模索するうちに、小さな単位の密集でできたものというテーマに辿り着きました。以降フェルトを素材とし、製作という行為の中で思いを巡らせ表現することで命について問い続けている作家です』(チラシより)。 『ある時まで一つの個体の一部であった存在が他と関わり新たな個となり続いて行く。 命とはいったい何なのでしょうか?日常でこのような事を真剣に考える機会という のはそれほど多くなく、生や死を直面…