美術家、映画監督、漫画家。 『アンモナイトのささやきを聞いた』(92)でカンヌ映画祭出品。近作は、つげ義春原作の『蒸発旅日記』(03)。
1952年6月9日、北海道夕張郡に生る。 デザイン会社入社後、湊谷夢吉と出会い、湊谷主宰漫画同人誌「銀河画報」の設立に参加。 1974年寺山修司主宰「天井桟敷」入団。「田園に死す」寺山修司監督の意匠工作に参加
一条真也です。5日の午後、名古屋から小倉に戻りました。その日の夜、日本・台湾映画「雨の中の慾情」を小倉コロナシネマワールドで鑑賞。観客は、わたしを含めて2人でした。なんだか昔の日活ロマンポルノを連想する卑猥なタイトルですが、つげ義春の原作漫画に由来します。ネットでの評価は低めですが、つげ義春作品の愛読者のわたしは面白く観ました。ただし、132分の上映時間は長過ぎましたね。 ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「つげ義春の短編コミックをベースに『岬の兄妹』やドラマ『ガンニバル』などの片山慎三が映画化したラブストーリー。売れない漫画家と自称小説家がある女性と出会い、奇妙な共同生活を送る。男女…
朝霧高原 富士山の麓、静岡県と山梨県の境界近くにある「朝霧高原」へ行っていた。出張するほど遠くはないが、しかし日常の仕事としては遠出である。行楽地に仕事で行っても楽しくはないけれど、今日は待機時間が多いので約得感がある。標高が高く、夏場でも涼しいのが何よりうれしい。今日は真昼でも28℃程度で、日陰ならば過ごしやすい。往路でベーグルサンドを購入し、お昼にはコーヒー*1と共に楽しんだ。 富士山は見えなかったが、涼しくて明るくて開放的な場所というだけで、気持ちが明るくなる。 ある水脈と石川三四郎 作者:山口 晃 虹霓社 Amazon 白い夢 作者:山田 勇男 虹霓社 Amazon ハンドルステム 電…
上映の告知です。と言っても海外です。イタリア北部のパルマというところで、日本の実験映画・個人映画を2月15日、16日の2日間にわたって20作品以上が上映されます。私の作品は『遠くへ』と『あいたい』です。観に行ける人やイタリアに知り合いがいるという人はいないかもしれませんが、こうやって日本の実験映画・個人映画に関心を持ち、上映してくれる人と場所があるということをお伝えしようと記事にしました。ついでですが山田勇男さんが一時帰国しますので3月にラ・カメラでの上映会を検討中です。プログラムなど決まり次第、また告知します。