羽海野チカ先生の『3月のライオン』は大好きで、コミックで読んでます。16巻は、大事なことに気付くところがたくさんあって、その度に愛しさが込み上げてくる、宝石箱のような一冊でした。零くんが、力強く生きていこうとするひなちゃんを、どんどん理解していく様の、共感(「あーもうかわいい!」など)と成長(ちゃんと声に出して伝える)に高揚感が止まらない。 ふたりの関係がじっくり築かれているのが、優しく美しく描かれていて(あかりお姉ちゃんの「仲良くなったね」など)、改めて羽海野てんていの描くお話は、計り知れないもの! そして甘やかしてくれる甘いものが欲しくなり、自分に優しくなれるお話しになっています。というわ…