このところ入厠読書は、川本三郎さんの「日本映画を歩く」(中公文庫) であります。1998年に元版がでて、2006年に文庫化されています。 元々は雑誌「旅」に連載された紀行文でありまして、全部で映画13作品の ロケ地を訪ねています。 一つの作品に対して20ページ弱でありますし、川本さんですから面倒な 理屈をこねることもなく、とっても読みやすいことです。 まさに入厠読書には最適でありまして、読んでいましたら、楽しくてついつ い長居をしてしまいそうです。とりあえず、一章を二日くらいかけて読むこ とで、すこしでも長く楽しみが続くようにいたしましょう。 先日に見ていたところに、次のようにあって驚きました…