1939年大阪生まれ。比較文学者。東京大学教養学部フランス科、イギリス科卒業、同大学院比較文学比較文化修士課程修了、助手、講師、助教授、教授、2000年定年退官、東京大学名誉教授、帝塚山学院大学教授、大手前大学副学長、学長を務めた。日本学士院会員。『日本詩歌の伝統』でサントリー学芸賞、小泉八雲賞受賞。
長くなった読書メモ。 川本皓嗣『日本詩歌の伝統——七と五の詩学』(岩波書店、1991年)を読んだ。 古代〜正岡子規や斎藤茂吉ぐらいまでが射程になっている。 3つの論文からなる。文学研究書を読むこと自体初めてで、全然消化しきれてはいないんだけど、分かる範囲でメモ。 「秋の夕暮」は、掲題の文句がお約束的に特定の情感を引き出すという現象を興味深いものと見て、その成立をたどる。和歌がメインだけど、俳句における季語の話にも関連する内容なんでしょう。 「俳句の詩学」は、十七音という短さで豊かな内容を表現する、という二律背反的な課題を俳句がどのように解決しているのかという問いを立てたうえで、基底部と干渉部、…
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前回 yuifall.hatenablog.comの続きです。感想ってほどでもない駄文ですけど…。後半は煉獄篇と天国篇にごくさらっと触れてます。